Cherry Red / Esther Phillips

Cherry Red / Esther Phillips

https://youtu.be/N0HiFBn0Slc

イントロからギターに惹き込まれる。

弾いているのは僕の大先生、コーネル・デュプリー様!

やはり大先生のギターを聴けば全てが吹っ飛ぶ!

曲作り、編曲、もうそんなものどうでもよくなってしまう。

こんなギターが弾きたいと思い続けてもう40年を過ぎた!

今でもそう。

コーネル・デュプリーになれるなら全てを失ってもなる!

僕には音楽でこういう大先生がいて下さるからいつまで経っても臆病で憧れたままで音楽が続けられる。

このエスター・フィリップスのアルバム、二十歳の頃の教科書のようなアルバム。

還暦を過ぎた今もスマホの中の大切な場所に置いている。

「桜」という曲作り、アレンジで呪縛にかかっていて他に何も手がつけられなかった。

やっとリリースも終えて呪縛から解かれてこのアルバム。

救われた。

Too Tired / Jhonny “ Guitar”Watson 1955

Too Tired / Jhonny “ Guitar”Watson 1955

1955年!
僕が生まれる3年前!
生まれる年にこんなに耳障りなギターを弾かれていたら予定より早く生まれて早産だったろう!

この下品なギター!

間奏、踏み切りが鳴って、
「今からとんでもない電車来るぞ!危ない危ない!」
とでも言ってるようなフレーズで始まる!

どうも踏み切りの音としか思えない?

しかしこの弾くと言うより弦を押して弾く?
このテキサス・スタイルと言うか、アルバート・コリンズにしてもちょっとヤバいのが多い!

ギターを攻撃の材料、つまり武器にして弾いている!

こういうギターを弾く奴は絶対にプライベートではお付き合いしたくないような奴だと思う?

僕が20代の中頃、この手のギターにハマって、
「こりゃ、性格から変えないとこのギターは弾けん!あかん!」
と思って心の粒を尖らせた時代があった!

あの頃の自分は最悪だった。

だからそう思う。

今も良くないから音楽をやってるんだが・・・。

https://youtu.be/eQiiu2z-JoQ

Baby Let’s Go Down To The Woods / Floyd Dixon)

Baby Let’s Go Down To The Woods ( Floyd Dixon)

このギター強烈!

これ、レコード、CDによってはオスカー・ムーアと書いてあるが絶対に違うと思う。

ナット・キング・コール・トリオや、兄貴、ジョニー・ムーアとやってるスリー・ブレザーズのギター、そしてソロ・アルバムを聴いてもこんなエッセンスは無い。

若い頃からこの疑問を抱いている。

まあ、オスカー・ムーアじゃなくて誰でもいいけどこのギターは凄い!

初めて聴いたのは20歳の頃!

ジャズも好きでブルースも好きでどうすりゃいいんだと試行錯誤していた頃に巡り会って僕の進む道を教えてくれた貴重なギター!

ここまで歌ってるフロイド・ディクソンのことは全く触れずにギターのことばかり言ってるが、未だにこの曲を聴いたもギターしか聴こえない!

スロー・ブルースでこのオシャレなフレーズをこれほどにアグレッシブにダイナミックに弾いたギター・ソロはそう無いだろう。
ジャズ・ギタリストが弾くと音にこだわってオシャレにはなってもこんなにブルースのワイルドさはなかなか出せない。

かと言ってちょっとオシャレなフレーズを弾くロバート・ジュニア・ロックウッドも譜割りが小さくて、音数が多くなる。

しかしこのフロイド・ディクソンのバックのギターは音数も少ない。

いったい誰なんだろう?

このフレーズ、そっくりそのままフルコピして20代前半に弾きまくっていたがこのリズムが難しくて様にならなかった。

還暦を過ぎた今、また歌に合わせて弾いてみた。
あの頃よりは上手くなってるが、こんなもの真似したらダメ。

やはり聴くだけにしておかないと。

弾きたいのを我慢して聴いている、Baby Let’s Go Down To The Woods ( Floyd Dixon)

https://youtu.be/l2DTlQKPgoI

Baby What You Want Me To Do / Jimmy Reed

Baby What You Want Me To Do / Jimmy Reed

初めて結成したブルース・バンド(シカゴ・スリッカーズ)で多く取り上げたレパートリーがジミー・リードの曲。

そしてこの曲、「Baby What You Want Me To Do」は僕が歌いたかったのだが、一年上の先輩のSさんが歌うことに。

僕はその先輩にブルース・ギターを教えて貰っていたので譲らなくてはならない。

そして僕はこのバンドでは殆どソロを弾かず、バックのウォーキング・ベースばかりを弾いていた。

何しろこのバンド(シカゴ・スリッカーズ)はベースがいない!

ギター二人にドラムの三人!

だからギターでベースの代わりをやらなければならない。

その奏法がウォーキング・ベース。

だからジミー・リードの曲を多く取り上げた。

そしてこのジミー・リードのバックで弾いているのが、ウォーキング・ベースの名手、先日このブログで取り上げたエディー・テイラーだ!

このバンドをやっていた頃にエディー・テイラーの来日!

これ以上無いタイミングでの来日ライブだった!

それでエディー・テイラーのウォーキング・ベースを聴いて、
「これだけでもカッコイイ!」と思って、単純な繰り返しでもグルーブのあるリズムで弾くギターのカッコ良さがよく分かった!

ウォーキング・ベース、今でもたまに弾いて、「まだ大丈夫!」と確認しながら暮らしてる。

ジミー・リードの話に戻るが、この「Baby What You Want Me To Do」はブルースなのにポップな曲で歌いたかった!

https://youtu.be/oSzuB_XTXYw

Clarence Nelson & Spencer Wiggins

やはり僕のギター人生に大きな影響を与えてくれたクラレンス・ネルソンのギターはスペンサー・ウィギンスのアルバムを通して聴いて頂きたい!

と言うよりこのブログに書いてからまた聴きまくってる。

やはり僕の神様です!

ギターは歌のバックに存在して最もカッコよくなると教えてくれたクラレンス・ネルソンのギターをお聴きください!
スペンサー・ウィギンスの歌が凄すぎるのでご注意ください!

Clarence Nelson…Spencer Wiggins

The Power Of A Woman / Spencer Wiggins

僕のギターの方向性を明確にしてくれたのがこの曲でのギター。

まず、スペンサー・ウィギンスは素晴らしくて大好きなサザン・ソウルのシンガーだと言うことお話ししておきます。

しかしこの歌に絡むギター!
そう!
クラレンス・ネルソンのギター!
このギターが僕のギタリストの人生を決定づけたと言っても過言ではない。

まず、このスペンサー・ウィギンスと巡り会ったのは19歳の時。

ヴィヴィッドサウンドからジェームス・カーとスペンサー・ウィギンスのレコードが発売されたあの衝撃の日だ!

二人のソウル・シンガーが当然主役なんだが、僕としては歌に絡むギターを聴いて、「どひゃー」!と仰け反った!

それくらいの衝撃だった。

スペンサー・ウィギンスとジェームス・カーのことはもうひとつの、〝きむらな音楽〟でまた改めて!

ここではクラレンス・ネルソンのギターのことを書きます。

聴き方によっては、こんなあつかましく歌に絡まれたら鬱陶しいとも思うギターなんだが、フレーズが全て格好良くて、歌の間を完全に自分の色で埋め尽くすようなギターを弾く!

それもグサグサと鋭く刺すようなギター。

しかしそれだけ印象が強いんだが、やはり歌のバックのギターなんだよな。

クラレンス・ネルソンを聴くまでは、マット・マーフィー、ヒューバート・サムリン、ルーサー・タッカーなどシカゴ・ブルースのギタリストに憧れてフルコピー・ライフを送っていたが、クラレンス・ネルソンを知ってフルコピー・ライフの方向性が一転した!

それくらいに僕の音楽人生に影響を与えたギタリストです。

まあ、聴いて貰うしかない!

今回はスペンサー・ウィギンスの歌の素晴らしさに耳をつぶって聴いてください!

イントロからガツーンと来ますよ!

ちなみに、クラレンス・ネルソン(Clarence Nelson)は「Super Soul」という曲がYouTubeにあるがイマイチいただけない。

だいたいギタリストが調子に乗って歌を歌ったりするとこうなってしまうことが多い。

僕がHANASHI-GUYz BANDで実証している。

余談になりました。
聴いてください。

Okie Dokie Stomp / Cornell Dupree

Okie Dokie Stomp

これはゲイトマウス・ブラウンがオリジナルなんだけど、僕は師匠でもあるコーネル・デュプリー大先生のこのバージョンをフルコピーして、いくらカバー曲であろうとライブでそっくそのまま弾いて超満足していた20歳の頃の十八番!

今でも弾ける。
その弾けることを確認して、
「まだ大丈夫や。」
と自己診断して過ごす日々は継続中。

こういう存在の曲は沢山あるんだけどこの「Okie Dokie Stomp」は別格!

それほどに大切な曲なんです。

細かいニュアンスも聴いて聴いて聴き方まくって、真似が出来たらそれだけでいい!

今、オリジナルに拘っている世界とは真逆の世界。

しかしこういう曲があるから自分はギターを続け、音楽を続け、最終的にはオリジナルに拘れるようになったのだと思う。

しかしまたこの曲をフルコピーでやりたいな。

Eddie Taylor Live in Japan 1977

1977年。
この名古屋公演に行っていた。

当時、ブルースのウォーキング・ベースを強化していた時代で、まさかウォーキング・ベースの神様のエディー・テイラーが来日するなんて想像もしていなかった。

実は、本来はフェントン・ロビンソンが来日予定だったが、フェントン・ロビンソンが死亡事故を起こし、来日出来なくなって、代わりにエディー・テイラーが来日することになった。

フェントン・ロビンソンには申し訳ないのだが、僕としてはエディー・テイラーが来日すると聞き、大喜びした思い出がある。

そしてバックはエイシズ!
シカゴ・ブルースの腕利きばかり!

そして目の前でエディー・テイラーのアグレッシブなギター、ウォーキング・ベースを聴いてこれまたぶっ飛んだ!

やはり凄かった!

エディー・テイラーのウォーキング・ベースで本当のリズムのカッコ良さってのを知った。

エディー・テイラーと言えば、ジミー・リードのバックでのウォーキング・ベースが印象的。

やはりタイトなリズムを刻むってことは大切。
この歳になってもリズムが乱れたらもう終わりと思ってギターを弾いているのはエディー・テイラーのおかげ!

カッコよかったなあ!

https://youtu.be/shkm9mIbOzE

CHERRY-Stanley Turrentine & Milt Jackson

スタンリー・タレンタイン(t.sax)とミルト・ジャクソン(vib)、ジャズ界を代表する名プレーヤー2人がジョイントしたセッション・アルバム。

なにがいいか!

ギターの大先生、コーネル・デュプリーがこのジャズメンの中で最高のお仕事をしている。

1曲目の「Speedball」と3曲目の「The Revs」,これはブルース・ナンバー。

「Speedball」でのバッキング!

そして圧巻なのは「The Revs」でのギター。

この凄いジャズメンがソロをとったあと、最後にデュプリーの出番!

なんと1コーラスでキメてしまう!

12小節で!

カッコ良すぎる!

ギターはこうあるべきだと教えられた1曲!

そして4曲目の「Sister Sanctified」はファンキーなナンバーなのでデュプリーは水を得た魚?

いつまで経ってもそばにあるアルバム!